11月某日に
ポロロレーシングアドベンチャーの収録を行いました!
韓国の大人気アニメ、【ポロロ】の映画第二作目
【ポロロレーシングアドベンチャー】の収録です!
映画は大体子供向けなので本編は1時間程度、収録は3日間に分けて行われました!

海外のアニメなので、原音は勿論韓国語。
収録するキャストはイヤホンをつけて、原音を聞きながら収録します。

また、マスクをつけて喋るキャラクターは、マスクを着用しながらの収録も!
(スタジオや収録する現場にもよりますが、キャラクターによっては小道具を準備しておくと良いですね♪)

また、台本の持ち方も気をつけないと、ページを捲る音がマイクに乗ってしまい、ノイズになってしまうこともあります。
音が乗らない、かつ、自分の持ちやすい台本の持ち方を研究するといいですね!
ページを跨いで自分の台詞があるときは、ページを捲らずにすむように、前のページに書き込んでおく
などの工夫も大事です。

出演回数の多いキャラクターは、台本に書いてある部分だけが出番(=台詞がある)とは限りません!
一瞬でも画面に写ったら、台本には台詞が書かれていなくても、台詞や息、声を入れるかもしれないので、
映像はしっかりチェックしましょう。
どんな現場にも監督さんがいますが、全てのキャラクター、全てのシーンを
もれなく監督がチェックというのは難しいので、
自分のキャラクターがどこにいるのか。どこか別のシーンにも写っていないか。
自分のキャラクターは、自分でしっかりと確認しましょう!
『ここに自分のキャラクターが口を動かして写っているのですが、なにか入れますか?』など、
作品をより良いものにするために、収録時にお互いがしっかりとチェックしあえるといいですね!

現場ではアドリブを求められることも多いです。
『台詞が書いてないけど、ここは口を動かしているから何か喋ろうか。』
と、突然言われることもしばしば…。
上にも書きましたが、
自分のキャラクターが出ているときは何を喋ってるのかな?どういう気持ちでいるのかな?
を常に考えておきましょう。
収録時に使われなくとも、何パターンか台詞やアドリブを用意しておくといいですね!

だからこそ、台本と映像の読み込みが大事なのです!
普段演技レッスンを受けている皆様は、先生方からもよく言われていることではないでしょうか?
練習で読み込みのクセをつけておかないと、本番でもできません!
皆さんが普段受けている演技レッスンは、本番のための準備ですから、しっかり取り組んでいきましょう!
そして収録現場で一番大事なのは思い切りやること!
自信なさげに演技や挨拶をするよりは、思い切って笑顔で、楽しく演技や挨拶をすることが大切です!
100%の演技をするために、80%で萎縮するよりは、120%で出し切って、
やりすぎだから少し削ってね!のほうが相手の要望に答えやすいです。(※個人差もあるかもですが…)
と、色々書きましたが、何よりも実際にお仕事をするのが一番力になります!
今回のポロロレーシングアドベンチャーに出演した皆さんも、惜しくも出演できなかった皆様も、
今後の自分の知識のひとつになれば嬉しいです!
何よりも、頑張っている仲間たちを見るのが楽しみですね!
良い刺激をたくさんもらって、みんなで上達していきましょう!