こんばんは、レイズイン今西です。
先日、車の運転中とんでもない渋滞に巻き込まれて、
睡魔に襲われてしまったので、
BluetoothでiPhoneと繋がれている車のオーディオで
YouTubeにアップされている曲を聴いて、
どうにか睡魔と戦っていました。
すると!
2時間くらいたったときに、
どこかで聞き覚えのある声が喋りだしました。
自分が若い頃にやっていたラジオ番組の特番番組が
YouTubeにアップされていたのです。。
しかも、全く記憶に残っていない番組内容で。
喋りも下手で、内容も面白くなく、
特に途中、ラジオドラマ的なものがあったのですが、
究極の棒読み!
ショックでした。。。
自分はMCは上手いと思っていた若い頃、
あんなに下手だったとは。。。
もう皆さんに偉そうに言うのやめます(笑)
ただ、思ったことがあります。
どんなに忙しくても、
どんな仕事でも、
一つ一つの仕事を、将来年をとっても自分が憶えているくらい
真剣に精度を高く保ちながら行うべきだということ。
成長することへの貪欲さを失くさないこと。
私が若い頃は、SNSなんてまだ広まっていなかったので、
カセットテープやビデオやMDくらいしか実績を残せるものはありませんでした。
今後皆さんがCDを出したり、出演する作品や行う仕事は
きっとYouTubeはじめ、いろんなツールで残り続け、
将来も、多くの人の目や耳に触れるでしょう。
だから、どんなに忙しくなっても後世の自分に
恥じない仕事をしていって欲しいと思います。
もちろん楽しみながら。
私もそんな気持ちを皆さんと共有して
残り少ない後世の自分に(笑)
恥じない仕事をしてもっと高みを目指したい。
と思えた、そんな日でした。
結論。
YouTubeって凄い!
さて、
当社のようなレッスンを行っている会社に通っていると、
同じく声優やアーティストを目指してレッスンに通う人達と
当然出会いますよね。毎週のように。
同じ時間にレッスンを受けていて
知り合い、友達になったり、
会話をしたことはないけど
何となくその存在は知っているとか。
この、自分以外の受講生は自分にとって
どんな存在なのか?と考えてみると、
あなたはどんな答えに辿り着くでしょうか。
おそらく、
・負けられないライバル
・志を同じくする仲間
・ただそこに一緒にいるだけの存在
この3つから大きく離れることはないでしょう。
これに正解はありませんし、
考え方は人それぞれでいいと思います。
しかし、間違いなく言えるのは、
彼らの存在をどう位置付けるかで
あなたの成長スピードや将来の結果も
確実に変わるということです。
ズバリ言ってしまうと、
ここを間違えたら
本当はなれたはずのプロの声優やアーティストに
なれないまま終わることにも
なりかねませんので、注意が必要です。
と、脅かすようなことをお話ししてしまいましたが…
その前置きをした上で
今日お見せしたいのはこの動画です。
上記のページのインタビュー動画に登場する
鮮于 恩(せぬ おん)さん
は、日本で育った韓国人の新人声優です。
当社が手がけたアニメ
『ポロロ劇場版 雪の妖精村大冒険』
でも、翻訳スタッフとして、
そして声優として参加されています。
今回のインタビューでは、
・どのような経緯でポロロに出演することになったのか
・R&Aのレッスンに通って得ているもの
・声優として心掛けていること
そんな内容のお話を彼女から聞くことが出来ました。
この動画を観て、あなたがどう思うか。
そして、どう思うべきか。
あなたなりの正解を探してみて下さい。
ここで私の話をすると、
私がバンドでメジャーデビューする前の19歳くらいの頃、
既に東京でデビューして花開いている
同郷のアーティストがいくつかいました。
当時は若かったので、
これから俺たちが天下を獲ってやる!
あんな奴らは目じゃない!
We are No.1!!
みたいな意気込みで自分達以外は
全員敵、と思っていました。
それはそれで『正解』ではあったと思うのですが、
今思えば、思い切り敵視していた
ライバル達のことを分析してみると、
なるほど、だから俺たちより
早く世に出られたし売れたんだな、
と理解できる要素がいくつもあるんですね。
当時の『あんな奴ら』の音源だったり
ライブパフォーマンスだったり
インタビュー記事で喋っていることだったり、
の1つ1つを紐解いてみると、
当時の自分達に足りない良いものを
いくつも持っていた、というわけです。
新人開発の仕事のしている今だから、
わかることがたくさんあります。
もしあの頃、素直な気持ちで
先を行く彼らをじっくり観察して、
複雑な気持ちを持ちながらでもいいから
学べるところをありがたく盗む、
なんてことが出来ていたら
音楽人としてもっと成長できたし
もっと楽しくやれたんじゃないか?
と、おじさんは想像してしまうのです。
私たちはロックバンドでしたから
そこまで利口じゃなくていいのかもしれませんが…
例えば、まだ世に出る前の人達が
切磋琢磨『できる』環境に身を置いているのに、
それを利用していないとしたら、
これはもったいない。
という考え方もあると思うんです。
今回のせぬさんのインタビューは、
個人的には実に良い内容の
お話をしてもらったと思っています。
レッスンに通っている時間だけではなく、
過ごしている時間の全てが
修行であり見せ場である、という感覚ですね。
事実として、
彼女はボーカルプレゼンをきっかけに
その存在と技量が認められたから、
フリーランスで実績ゼロの段階でも
映画出演というチャンスが回ってきています。
この話から、気づけないといけないと思うわけです。
先日行われたアクロスの査定やボーカルプレゼンテーションも、
それを考える1つのチャンスだと思います。
試験に受かるか、受からないか。
このAll or Nothingだけで
半年間を過ごしている人と、
過ごしている時間の全てが
修行であり見せ場であると捉えている人。
どちらにチャンスが多く生まれるだろうか、
と考えてみて欲しいのです。
それを身を以て示してくれたのが、
せぬさんだと思います。
以前からお伝えしている通り、
当社では1人でも多くの人が
活動のスタートを切れるよう、
映画作品の独自プロデュースや
各種キャスティング、音楽レーベルの運営など
あらゆる手法で新人開発を
進めていくつもりです。
たとえば
声優というカテゴリで考えると、
『オーディションに合格して声優事務所に所属する』
という大きな目標は1つ持ちつつも、
それはあくまで夢を叶える過程で起きる
出来事の1つだと捉えていくと、
より視野の広い目指し方が
できるようになるのでは、と思います。
ゴールはいくつ持っていても良いのです。
今日は固いお話になってしまいましたが、
少し先を行くライバルから学びと気付きを得る
ということができる
『広さ』
を持てるようになると、最強だと思います!
・負けられないライバル
・志を同じくする仲間
・ただそこに一緒にいるだけの存在
に加えて、
・自分の成長の助けになる情報源
として以下の動画を活用していくと素晴らしいですね。
以上、あなたの成長の助けになれば嬉しく思います。
P.S.
せぬさんは韓国語でしたが、
他にも、
・英語がバリバリです!
・実はこんな変わった生い立ちなんです
・とあるジャンルで日本一です
みたいな隠しネタを持っている人は、
包み隠さずこのメールに返信して申告して下さい。
それ、仕事の種に変えていきましょう!
(レイズイン通信)
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